![]() ネコにとって睡眠する場所はとても重要です。 ネコは決して攻撃してこないであろう飼い主と一緒に 暮らしていても、野生時代の名残で、室内ネコでも 安全で安心できる場所を好んで寝ます。 ネコを観察しているとわかりますが、高いところや 狭いところを好んで寝ていますが、安全で安心できる ためなんです。 高いところは敵に襲われる危険が低いですし、狭いところは 体が包まれて安心できるようです。 狭いところであっても必ず顔は前を向いて寝ています。 何かあればすぐに逃げられるようにするためでですが、 ネコの防御本能はすごいですね。 飼い主さんへの依存度が強いネコは、飼い主さんのそばで 寝ることが多いようです。 飼い主さんは、かわいいネコが安心して寝られる場所を 確保してあげたいですね。 |
![]() 犬やネコにとっても当然ながら同じことが言えます。 ましてや犬やネコは、病気やケガをしても私たちのように 痛いと言ってくれません。。 飼い主さんが気づいてあげるしかありません。 中でもネコの病気は犬に比べて気づきにくいと言われます。 また、犬に比べてネコは病気をしにくいとも言われます。 普段から寝ている時間が長く、病気になっても分かりにくい ネコですが、明らかに具合が悪そうなときは相当症状が進行 してる可能性があります。 例えば、ネコが高齢になったときにかかりやすい腎不全。 ネコが腎不全と診断されるときは、既に病気の進行が70%以上 進んでしまっている状態です。 症状は少しずつ進行してるのですが、見た目が普段と変わらないので 気づかない飼い主さんも多いようです。 昔に比べて今は医療も発達してきたとはいえ、やはり病気の早期発見、 早期治療が一番重要です。 定期的に検査を受けることも重要ですが、普段から家庭でネコの 状態を観察しておくこともとても重要と言えますね。 |
![]() ネコは常に自分の体を舐めて毛づくろいしてるので、 体臭はほとんどしません。 ただ、内臓や肛門腺、口や耳などに異常があるときは、 普段しないような臭いがすることがあります。 普段と違う体臭を感じたときは、体のどこかに異常があると 考えられます。 ネコは、1日のうち多くの時間を毛づくろいしています。 これだけ時間をかけて毛づくろいをする動物はとても稀です。 毛づくろいのことを「グルーミング」と言いますが、体を舐める ことによって、ノミなどの寄生虫や糞尿の汚れを取り除き、常に 清潔な状態を保つことができます。 同時に皮膚の新陳代謝や内臓の働きも活発になります。 ネコは強いストレスを感じるとグルーミングの頻度が多くなります。 また、急にグルーミングをしなくなったときは、体のどこかに異常が あると考えられます。 ネコは自分の病気を隠そうとしますので、普通にご飯を食べていても 決して健康だとは限りません。 ネコの体臭がいつもと違うときは、心身の健康に異常が無いかどうか、 注意深く様子を見るようにしましょう。 |
![]() でも、すぐに飽きてしまいネコが興味を示さなくなった、 という経験のある方もいるかと思います。 意外とあまり知られていないのですが、ネコじゃらしには 正しい使い方があります。 ネコが獲物とする動物の動きに似せてネコじゃらしを使うことです。 ネコじゃらしの動き方がリアルな方が、ネコの興味を高めます。 例えばネズミであれば、早く動いたりゆっくり動いたりします。 ネコは自分から逃げるものに凄く反応しますが、近づいてくるもの には戸惑う傾向があります。 ネコじゃらしを遠くから近づけてくる動きは、ネコは喜びません。 逃げたり、物陰に隠れたり、急に動いたりすることに喜んで 飛びついてきます。 飛びついてきたら、ネコじゃらしを逃げるように不規則な動き方で 捕まえられそうで捕まえられない状況にネコは大興奮します。 ぜひ試して下さい。 |
![]() 犬とネコでは行動がかなり違いますよね。 ネコのおもしろい行動のひとつに、今さっきまで楽しそうに 遊んでいたかと思うと、いきなり遊ぶのをやめて爪をとぎだす ことがあります。 思わず「どうかしたの?」と思ってしまいますが、 実はちゃんと理由があります。 それは、ストレス発散です。 ネコは、自分の思い通りにいかないときや何か嫌なことがあるときに、 ストレス発散のために突然爪をとぎだします。 ただ、ネコが爪とぎをするのはストレス発散だけではありません。 爪の手入れとマーキングですることもあります。 爪の手入れは私たちもするので同じですね。 マーキングは、ネコ1匹ではなく、多頭飼いしてる場合に 縄張りを示す意味で高い位置に爪とぎする子がいます。 ちなみに、ネコは爪とぎをするとき、抵抗のある材質を好みます。 イスやテーブルの足を爪とぎされてお困りな場合、透明のテープを 貼っておくと爪とぎしなくなりますよ。 |